2人用のフリー台本です。
1分程度の短い朗読台本になっていますので、
レッスンや稽古等で、ご自由にお使いください。
キャスト総数2人(男1:女1)
ポチ子より
休日前は睡魔に負けたくなくて夜更かしするけど、
翌日昼すぎに起きるとすごく損した気分になる。
これ、とてもあるある。
所要時間(目安)1分程度
ジャンル恋愛
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『睡魔』
彼女「眠い!!われは眠いぞ!!われは眠りを所望する!」
彼氏「だったら叫んでないで、寝たら?」
彼女「そういう話なら叫んでない!眠い!でも寝たくない!でも眠い!!うわぁぁぁぁ。」
彼氏「なんなの、どういう気持ちなの、それ。」
彼女「体は眠いと告げているが、私の心が寝たら負けだと言っている。うーん、寝ない!寝たくない!でも眠い!」
彼氏「いいから寝なよ。もう24時半だし、明日特になんもないんでしょ?」
彼女「うん、なんにもない。何にもないからこそ、早く寝たら損した気分になる。ぐぬぬぬぬ。」
彼氏「寝たらいいじゃん。損も得もないよ、寝るのに。」
彼女「うーん、うるさい!黙れ!」
彼氏「もう、なんなの。どうしたいの。」
彼女「・・・んんんー、寝たい。」
彼氏「ふふ・・・結局、寝るのね。」
彼女「くそがー、睡魔のクソ野郎がー・・・」
彼氏「睡魔への憎しみがすごいんだよなぁ。はー、今日布団干したばっかだし、気持ちいいよ。ほら横になって。」
【彼女、のそのそとベットに移動する】
彼氏「ね、気持ちいいでしょ。」
彼女「うーん、お日様の香りがする。・・・ぐぬぬぬぬ。」
彼氏「なんでまだ睡魔に抵抗しようとしてんの。・・・もう、分かった分かった。腕枕してあげるから、早く寝なさい。」
彼女「うーん・・・よしとする。」
彼氏「ふふ、やっと諦めた。ほら、ちょっと寄って。んじゃ電気消すよー。・・・おやすみ。」
彼女「うん、おやすみなさい。」
―終わり―